NHK上方漫才コンテストの歴代優勝者&ファイナリストが知りたい。
「NHK上方漫才コンテスト」はNHK大阪放送局の主催で1971年から毎年開催されている若手上方漫才家のための演芸コンクール。
50年以上の歴史があるお笑いの賞レースで過去大会では、
- 宮川大助・花子
- 中田カウス・ボタン
- 海原はるか・かなた
- オール阪神・巨人
- 島田紳助・松本竜介
- ダウンタウン
- ハイヒール
など、今では師匠と言われるほどのベテラン芸人も出場しています。
この記事では、そんな「NHK上方漫才コンテスト」の歴代優勝者&ファイナリストについてまとめています。
歴代ファイナリストを振り返ると、お笑いの歴史を振り返ることができる。
懐かしい芸人もいるし、今でも大活躍している大御所芸人も出場しているよ。
NHK上方漫才コンテストの歴代優勝者&ファイナリスト一覧まとめ!
「NHK上方漫才コンテスト」は1971年から始まったお笑い賞レース。
歴史が長いため、時代によって、
回数 | 年度 | 受賞名 |
第1回〜第10回 | 1971年〜1980年 | ・優秀話術賞 ・優秀努力賞 ・新人敢闘賞 |
第11回〜第39回 | 1981年〜2009年 | ・最優秀賞 ・優秀賞 |
第40回〜 | 2010年〜 | ・優勝 ・準優勝 |
と受賞の名前が変わっています。
そこで、ここからは、
- 第1回〜第10回(1971年〜1980年)
- 第11回〜第20回(1981年〜1990年)
- 第21回〜第30回(1991年〜2000年)
- 第31回〜第39回(2001年〜2009年)
- 第40回〜第47回(2010年〜2017年)
- 第48回〜第53回(2018年〜2023年)
に分けて歴代優勝者&ファイナリストを一覧にして紹介します。
第1回〜第10回(1971年〜1980年)
第1回〜第10回(1971年〜1980年)の歴代受賞者&ファイナリストはこちら。
回数 | 年度 | 優秀話術賞 | 優秀努力賞 | 新人敢闘賞 | 本選進出者 (新人賞) |
第1回 | 1971年 | コメディNo.1 | 若井小づえ・みどり | レツゴー三匹 | 横山たかし・ひろし ※その他不明 |
第2回 | 1972年 | 中田カウス・ボタン | 船仁のるか・喜和そるか | 浮世亭三吾・十吾 | 海原千里・万里 ※その他不明 |
第3回 | 1973年 | はな寛太・いま寛大 | 横山たかし・ひろし | 海原千里・万里 | ・北京一・京二 ・若井けいじ・えいじ ※その他不明 |
第4回 | 1974年 | B&B(二代目) | マスコミQ・P | 若井チック・ヤング | ? |
第5回 | 1975年 | チグハグコンビ | 森啓二・喜多洋司 | ザ・ぼんち | ・海原はるか・かなた ・大木こだま・ひかり ・酒井くにお・とおる ・青芝幸之助・福之助 ・ガッツジョージ・アーボー ・浮世亭ケンケン・てるてる(棄権) |
第6回 | 1976年 | オール阪神・巨人 | B&B(三代目) | 鳳キング・ポーカー | ? |
第7回 | 1977年 | 浮世亭ジョージ・ケンジ | 青芝まさお・あきら | 酒井くにお・とおる | ? |
第8回 | 1978年 | 大木こだま・ひかり | ヤングにっぽんず | 島田紳助・松本竜介 | ・松みのる・杉ゆたか ・青芝金太・紋太 ・太平サブロー・シロー |
第9回 | 1979年 | 中田伸江・伸児 | 中田ブラック・ホワイト | 青芝金太・紋太 | ・古都からん・ころん ・海原さおり・しおり ・青芝一世・八世 ・松みのる・杉ゆたか ・団トリオ |
第10回 | 1980年 | 古都からん・ころん | 宮川大助・花子 | 前田一球・写楽 | ・松みのる・杉ゆたか ・海原さおり・しおり ・じゃんけんぽん ・前田犬千代・竹千代 ・春やすこ・けいこ ・立川センタ・ライン |
1971年に開催された「第1回大会」で最も評価された芸人は“コメディNo.1”です。
コンビ名の通り、No.1に輝きました。
第1回大会から第10回大会(1971年〜1980年)までの結果を見ると、
- 中田カウス・ボタン
- B&B
- ザ・ぼんち
- 海原はるか・かなた
- オール阪神・巨人
- 島田紳助・松本竜介
- 宮川大助・花子
など、今でも活躍されている大御所芸人が出場していることがわかります。
ちなみに、B&Bは「佐賀のがばいばあちゃん」で有名な島田洋七さんのコンビです。
島田洋七さんは若手の頃からめちゃくちゃ面白かったらしいよ!
若手の頃に一世を風靡したけど、その後、「佐賀のがばいばあちゃん」で再びブレイクしたのもすごい!
また、M-1グランプリの審査員経験がある「中田カウス・ボタン」「オール阪神・巨人」「B&B」は優秀話術賞を受賞しています。
一方で、絶大な人気を誇った「島田紳助・松本竜介」は新人敢闘賞を受賞しており、優秀話術賞は受賞できていないですね。
第11回〜第20回(1981年〜1990年)
第11回〜第20回(1981年〜1990年)の歴代受賞者&ファイナリストはこちら。
回数 | 年度 | 最優秀賞 | 優秀賞 | 優秀賞 | 本選進出者 (新人賞) |
第11回 | 1981年 | 太平サブロー・シロー | 前田犬千代・竹千代 | 海原さおり・しおり | ? |
第12回 | 1982年 | ミヤ蝶美・蝶子 | 大阪笑ルーム | 大空テント・幸つくる | ・ミヤ鈴丸・花丸 ・うきうき・どきどき ※その他不明 |
第13回 | 1983年 | じゃんけんぽん | 中田新作・優作 | やすえ・やすよ | ・トミーズ ・歌メリ・マリ ・松本・浜田(まさと・ひとし) ・銀次・政二 ・北乃笑斗・南乃勝斗 |
第14回 | 1984年 | トミーズ | ダウンタウン | ザ・バッテリー | ・ハイヒール ・まるむし商店 ※その他不明 |
第15回 | 1985年 | ちゃらんぽらん | ハイヒール | 西田タカミ・キヨミ | ・中田八作・草井毛平 ・まるむし商店 ・岡けん太・ゆう太 ・ひろみ・ゆか |
第16回 | 1986年 | 非常階段 | まるむし商店 | 立山センター・オーバー | ・ザ・ポテト ・ピンナップ ・ブレイク ・和光亭幸助・福助 ・ソフィア |
第17回 | 1987年 | どんきほ〜て | 岡けん太・ゆう太 | ポテトフライ | ・ピンクダック ・和光亭幸助・福助 ・やっちゃん&ゆうちゃん ・ソフィア ・小川あたる・たまる |
第18回 | 1988年 | オールディーズ | ビッグブラザーズ | 和光亭幸助・福助 | ・キャラメルランド ・ベジタブル ・ミモ・ファルス ・やっちゃん&なお君 ・ライム・ライト |
第19回 | 1989年 | ミモ・ファルス | シンデレラエキスプレス | 中田はじめ・圭祐 | ・大前銀平・なつ紀 ・高山・河本 ・パールピアス ・130R ・リットン調査団 |
第20回 | 1990年 | ティーアップ | ベイブルース | 平川タロー・ジロー | ・ぴのっきお ・未来世紀01・02 ・トゥナイト ・メキシコ台風 ・BANG BANG |
第11回〜第20回(1981年〜1990年)の歴代受賞者&ファイナリストを振り返ると、
- トミーズ
- ダウンタウン
- ハイヒール
など今でも第一線で活躍するお笑い芸人が出場していることがわかります。
印象的なのは、あのダウンタウンが最優秀賞を受賞していないということ。
ダウンタウンとハイヒールは最優秀賞を受賞できず、優秀賞を受賞しています。
ダウンタウンが優秀賞を受賞した時の最優秀賞を受賞したのはトミーズ!
トミーズは1982年にコンビを結成し、1984年に同大会の最優秀賞を受賞しているよ!
第21回〜第30回(1991年〜2000年)
第21回〜第30回(1991年〜2000年)の歴代受賞者&ファイナリストはこちら。
回数 | 年度 | 最優秀賞 | 優秀賞 | 優秀賞 | 本選進出者 (新人賞) |
第21回 | 1991年 | 犬丸兄弟 | ぴのっきお | 未来世紀01・02 | ・オミーズ ・サムソンズ ・新撰組 ・中田尚希・裕士 ・BANG BANG |
第22回 | 1992年 | 大阪キッズ | ラッキースター | ダックスープ | ・オミーズ ※その他不明 |
第23回 | 1993年 | 水玉れっぷう隊 | 矢野・兵動 | オミーズ | ・ダックスープ ・ちゃいまんねんず ・TAKE-OFF ・ブラッシュ ・-4℃ |
第24回 | 1994年 | ますだおかだ | トクトミトコナミ | 横山まさみ・松島ひでお | ・WINNER’S(特別賞) ・AZAS ・お笑い番長 ・電車道 ・海原やすよ・ともこ ・ブラッシュ ・まり・みわ |
第25回 | 1995年 | 電車道 | 海原やすよ・ともこ | I少年D | ・楠野太田 ・ちゃいまんねんず |
第26回 | 1996年 | シンクタンク | 立花あさり・土佐かつお | 幹てつや | ・いつお・かずお ・シンドバット ・こん松・せんべい ・T/D ・-4℃ ・やぶからボー ・技ありーず |
第27回 | 1997年 | ハリガネロック | Over Drive | 2丁拳銃 | ・騎兵隊 ・T/D ・SNOB ・技ありーず |
第28回 | 1998年 | アメリカザリガニ | ビリジアン | ストリーク | ・カチコチキューピー ・デモしかし ・南の風(風力3) ・シンドバット ・満 |
第29回 | 1999年 | スクラッチ | オーケイ | ライセンス | ・市川塾 ・やおじゃが ・ルート33 ・カチコチキューピー ・りあるキッズ |
第30回 | 2000年 | キングコング | レギュラー | りあるキッズ | ・青空 ・ダブルコセガレ ・ランディーズ ・騎兵隊 ・ハイパント |
昭和から平成に変わった第21回〜第30回(1991年〜2000年)ですが、最も衝撃的だったのは“キングコング”です!
キングコングは結成5カ月かつ19歳という若さでNHK上方漫才コンテストの最優秀賞を受賞。
NSC在学中での受賞は後にも先にもキングコングのみ!
さらにキングコングは勢いそのままに翌年のM-1グランプリの決勝戦にも出場しています。
わずかコンビ結成2年3ヶ月でのM-1グランプリ2001決勝進出は未だに破られていない大会史上最速記録。
今でも活躍する有名コンビがいる中で、やはり、目に止まるのはキングコングですね。
キングコングは数々の賞レースで結果を残していたけど、今は漫才をしなくなってしまったね。
ただ、西野亮廣さんは実業家として、梶原雄太さんはユーチューバーとして大活躍しているよ!ちなみに、キングコングのYouTubeチャンネルでは、当時の漫才を彷彿とさせるしゃべくりを披露しています!
また、第27回(1997年)で新人敢闘賞を受賞している2丁拳銃は2023年から始まった賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント」に出場して「ノックアウトステージ16→8」まで勝ち上がっています。
当時の心境に関しては後輩であるニューヨークのYouTubeチャンネルで語っていますね。
当時出場していたコンビの中でも、別の分野で活躍する芸人もいれば、今でも現役で舞台に立ち続けて戦っている芸人もいて非常に面白いです。
2丁拳銃の漫才はめちゃ面白いからね。
賞レースでは勝ちきれなかったので、「THE SECOND~漫才トーナメント」にで続けて結果を出してほしい!
第31回〜第39回(2001年〜2009年)
第31回〜第39回(2001年〜2009年)の歴代受賞者&ファイナリストはこちら。
回数 | 年度 | 最優秀賞 | 優秀賞 | 優秀賞 | 本選進出者 (新人賞) |
第31回 | 2001年 | ランディーズ | フットボールアワー | ビッキーズ | ・オジンオズボーン ・君と僕 ・シャンプーハット ・$10 ・ストリーク |
第32回 | 2002年 | フットボールアワー | オジンオズボーン | ビッキーズ | ・チュートリアル ・ババリア ・ロザン ・チョップリン ・りあるキッズ |
第33回 | 2003年 | ビッキーズ | チュートリアル | 友近 | ・オーケイ ・チョップリン ・NON STYLE ・ジャンクション ・$10 |
第34回 | 2004年 | 笑い飯 | 麒麟 | ザ・プラン9 | ・天津 ・$10 ・レギュラー ・安田大サーカス ・NON STYLE |
第35回 | 2005年 | レギュラー | 千鳥 | つばさ・きよし | ・イシバシハザマ ・天津 ・なすなかにし ・南海キャンディーズ ・NON STYLE |
第36回 | 2006年 | チョップリン | アジアン | なすなかにし | ・ダイアン ・とろサーモン ・天津 ・プラスマイナス ・NON STYLE |
第37回 | 2007年 | プラスマイナス | アジアン | 千鳥 | ・スマイル ・藤崎マーケット ・天津 ・トライアングル ・ボールボーイ |
第38回 | 2008年 | とろサーモン | アジアン | モンスターエンジン | ・女と男 ・天津 ・のろし ・スマイル ・つるせんねん |
第39回 | 2009年 | ギャロップ | 銀シャリ | スーパーマラドーナ | ・スマイル ・ダイアン ・さらば青春の光 ・span! |
第31回〜第39回(2001年〜2009年)の歴代受賞者&ファイナリストを振り返って、最も印象的なのは、アジアンが3年連続で優秀賞を受賞している点。
アジアンは2006年から2008年までの3年間、全て優秀賞を受賞しており、最優秀賞は受賞できていません。
3年連続はきついね。
M-1グランプリの和牛みたいな感じだね。
また、2001年からはM-1グランプリも始まっており、「NHK上方漫才コンテスト」の最優秀賞を受賞した後に、M-1グランプリを優勝しているコンビもいます。
「NHK上方漫才コンテスト」を優勝した後に「M-1グランプリ」を優勝したコンビはこちら。
- フットボールアワー
- 笑い飯
- とろサーモン
2008年に優勝したとろサーモンは2017年にM-1グランプリを優勝しているよ!
当時からネタの評価は高かったものの、M-1グランプリを優勝するにはかなり時間がかかっているね。
他にも、本選出場者の中には「チュートリアル」「NON STYLE」「銀シャリ」など、のちにM-1グランプリを優勝する実力派漫才師がいます。
「千鳥」「スーパーマラドーナ」「麒麟」「南海キャンディーズ」「さらば青春の光」「ダイアン」「モンスターエンジン」など他の賞レースで活躍するコンビも多数出場していますね。
本選出場者を見ると、現在、テレビで大活躍している芸人が多数出場していることがわかるね。
まさに「お笑い芸人の登竜門の一つ」といった感じ!
第40回〜第47回(2010年〜2017年)
第40回〜第47回(2010年〜2017年)の歴代受賞者&ファイナリストはこちら。
回数 | 年度 | 優勝 | 準優勝 | 決勝進出者 (A) | 決勝進出者 (B) |
第40回 | 2010年 | 銀シャリ | モンスターエンジン | ・モンスターエンジン ・ダイアン ・ソーセージ | ・銀シャリ ・ウーマンラッシュアワー ・span! |
第41回 | 2011年 | スーパーマラドーナ | さらば青春の光 | ・スーパーマラドーナ ・かまいたち ・ソーセージ | ・さらば青春の光 ・GAG少年楽団 ・トット |
第42回 | 2012年 | かまいたち | 学天即 | ・学天即 ・天竺鼠 ・span! | ・かまいたち ・ウーマンラッシュアワー ・藤崎マーケット |
第43回 | 2013年 | ウーマンラッシュアワー | 和牛 | ・ウーマンラッシュアワー ・インディアンス ・学天即 | ・和牛 ・タナからイケダ ・モンスターエンジン |
第44回 | 2014年 | 和牛 | タナからイケダ | ・タナからイケダ ・プリマ旦那 ・藤崎マーケット | ・和牛 ・インディアンス ・ビーフケーキ |
第45回 | 2015年 | アキナ | インディアンス | ・インディアンス ・ゆりやんレトリィバァ ・タナからイケダ | ・アキナ ・バンビーノ ・プリマ旦那 |
第46回 | 2016年 | ミキ | トット | ・ミキ ・バンビーノ ・プリマ旦那 | ・トット ・アインシュタイン ・ゆりやんレトリィバァ |
第47回 | 2017年 | ゆりやんレトリィバァ | プリマ旦那 (現:令和喜多みな実) | ・プリマ旦那 ・祇園 ・インディアンス | ・ゆりやんレトリィバァ ・ZAZY ・アインシュタイン |
第40回〜第47回(2010年〜2017年)からは決勝進出を3組ずつ「Aグループ」「Bグループ」に分けてグループステージを行い、勝者が優勝をかけて戦う流れになっています。
2010年から2017年になると、「スーパーマラドーナ」「かまいたち」「アキナ」「ミキ」などM-1グランプリの常連組が多数出場して結果を残していますね。
また、ウーマンラッシュアワーは2013年に「NHK上方漫才コンテスト」で優勝し、その勢いのまま、「THE MANZAI2013」でも優勝しています。
さらに、2017年に「NHK上方漫才コンテスト」で優勝したゆりやんレトリィバァさんは同年に「THE W2017」で優勝しています。
「NHK上方漫才コンテスト」で優勝して勢いに乗る芸人は多いね!
「NHK上方漫才コンテスト」は上半期に開催される大会!結果を出して勢いに乗れれば、下半期に開催される大会でも結果を残せるのかも!
第48回〜第53回(2018年〜2023年)
第48回〜第53回(2018年〜2023年)の歴代受賞者&ファイナリストはこちら。
回数 | 年度 | 優勝 | 準優勝 | 決勝進出者 (A) | 決勝進出者 (B) |
第48回 | 2018年 | アインシュタイン | インディアンス | ・インディアンス ・霜降り明星 ・なにわスワンキーズ ・ヒガシ逢ウサカ | ・アインシュタイン ・ロングコートダディ ・コマンダンテ ・ラニーノーズ |
第49回 | 2019年 | さや香 | 丸亀じゃんご | ・さや香 ・ラニーノーズ ・たくろう ・からし蓮根 | ・丸亀じゃんご ・ジュリエッタ ・ネイビーズアフロ ・インディアンス |
第50回 | 2020年 | ネイビーズアフロ | きんめ鯛 | ・きんめ鯛 ・からし蓮根 ・プードル ・パーティーパーティー | ・ネイビーズアフロ ・隣人 ・ニッポンの社長 ・たくろう |
第51回 | 2021年 | ビスケットブラザーズ | ニッポンの社長 | ・ニッポンの社長 ・爛々 ・カベポスター ・丸亀じゃんご | ・ビスケットブラザーズ ・からし蓮根 ・チェリー大作戦 ・エンペラー |
第52回 | 2022年 | 天才ピアニスト | 滝音 | ・滝音 ・隣人 ・オーサカクレオパトラ ・ファンファーレと熱狂 | ・天才ピアニスト ・もも ・カベポスター ・ハイツ友の会 |
第53回 | 2023年 | スナフキンズ | 爛々 | ・爛々 ・ハイツ友の会 ・フースーヤ ・マーメイド | ・スナフキンズ ・パーティーパーティー ・大自然 ・丸亀じゃんご |
第54回 | 2024年 | フースーヤ | たくろう | ・フースーヤ ・くわがた心 ・清川雄司 ・ラビットラ | ・たくろう ・THIS IS パン ・マーメイド ・シモリュウ |
第48回〜第53回(2018年〜2023年)からは決勝進出を6組から8組に増やしています。
そのため、グループステージの「Aグループ」「Bグループ」3組の勝負から4組の勝負に変わっています。
近年の大会結果を見ても、「NHK上方漫才コンテスト」で結果を残したコンビがその後、「M-1グランプリ」「キングオブコント」「THE W」などの賞レースで結果を残している印象ですね。
・インディアンス
→M-1グランプリ2021準優勝
・霜降り明星
→M-1グランプリ2018優勝
・さや香
→M-1グランプリ2022準優勝
・ビスケットブラザーズ
→キングオブコント2022優勝
・天才ピアニスト
→THE W2022優勝
天才ピアニストに関しては「NHK上方漫才コンテスト」で優勝した年に「THE W」を優勝しています。
「NHK上方漫才コンテスト」で結果を残した後、別の賞レースで結果を残すコンビはたくさんいるよ!
今でも注目度の高いお笑い賞レースの一つだね!
NHK上方漫才コンテストの歴代司会者&アシスタント一覧まとめ!
NHK上方漫才コンテストの歴代司会者&アシスタント一覧はこちら。
回数 | 年度 | 司会者 | アシスタント |
31回 | 2001年 | 白鳥哲也アナウンサー | 大桃美代子 |
35回 | 2005年 | 伊藤雄彦アナウンサー | 塚原愛アナウンサー |
36回 | 2006年 | RENA | 小寺康雄アナウンサー |
37回 | 2007年 | U.K. | 田代杏子アナウンサー |
38回 | 2008年 | U.K. | 堀あかり |
39回 | 2009年 | 三倉茉奈・佳奈 | – |
40回 | 2010年 | 陣内智則 | 大沢あかね |
41回 | 2011年 | 陣内智則 | 安田美沙子 |
42回 | 2012年 | 陣内智則 | 岡本玲 |
43回 | 2013年 | 陣内智則 | 吉木りさ |
44回 | 2014年 | 千原兄弟 | 荒木美和アナウンサー |
45回 | 2015年 | 千原兄弟 | 柳ゆり菜 |
46回 | 2016年 | 千原兄弟 | 吉岡里帆 |
47回 | 2017年 | 千原兄弟 | 朝比奈彩 |
48回 | 2018年 | 千原兄弟 | 髙橋ひかる |
49回 | 2019年 | 千原兄弟 | 田中真琴 |
50回 | 2020年 | 千原兄弟 | – |
51回 | 2021年 | 千原兄弟 | – |
52回 | 2022年 | 千原兄弟 | – |
53回 | 2023年 | 千原兄弟 | – |
54回 | 2024年 | 千原兄弟 | 佐々木久美 |
2014年からは、ずっと千原兄弟が務めています。
NHK上方漫才コンテストの概要
NHK上方漫才コンテストは1971年から毎年開催されている若手上方漫才師のための演芸コンクールで、在阪放送局主催の若手を対象にした演芸の賞では最も歴史あるお笑いの大会です。
出場対象者
関西を拠点に活躍する結成10年以内のコンビ・グループ
ジャンル
「漫才」「コント」「ピン芸」など、ジャンルは問いません。
ネタ時間
「1次審査は4分/組」「決勝審査は8分/組(第48回は4分/組)」
※近年の演芸コンテストにおいてはショートネタが多くなったことから、より出場者の実力を試すという点で決勝審査では寄席などで行う時間に近い長時間のネタを披露できるようになっている。
歴史が長いため、時代によって、賞が微妙に変わっています。
回数 | 年度 | 受賞名 |
第1回〜第10回 | 1971年〜1980年 | ・優秀話術賞 ・優秀努力賞 ・新人敢闘賞 |
第11回〜第39回 | 1981年〜2009年 | ・最優秀賞 ・優秀賞 |
第40回〜 | 2010年〜 | ・優勝 ・準優勝 |
予選から決勝までの流れ
- 全応募コンビの中からまず予選大会を行い、その中で上位6組(第48回から8組)が決勝大会に進出
- 出場6組(第48回から8組)は本番前に組み合わせ抽選会を行って、3組ずつ(第48回から4組ずつ)2つのブロックに分けて1次審査を行う。
- 1次審査を勝ち上がった各ブロックの勝者(1組ずつ(合計2組))の対戦により、決勝審査を行う(決勝審査はトーナメント方式)
審査方法はこちら
演目終了後、審査員の投票(2010年から2013年は7人、2014年以降は6人)により、最多得票を得たコンビの勝ち抜け戦。第44回以降は、審査員に加えて、前述の審査員1枠削減の代わりとして、各ブロックおよび決勝審査終了後に行われたデータ放送による視聴者の投票で最も多く得票数を集めたコンビに視聴者票として1票が加わっている。
賞金
優勝者(最優秀賞受賞者)にはトロフィーと賞金50万円が贈られる
まとめ
「NHK上方漫才コンテスト」は50年以上の歴史がある若手芸人のお笑いの賞レース!
過去大会を振り返ると、
- 宮川大助・花子
- 中田カウス・ボタン
- 海原はるか・かなた
- オール阪神・巨人
- 島田紳助・松本竜介
- ダウンタウン
- ハイヒール
など、今では師匠と言われるほどのベテラン芸人が出場しています。
近年でも、「NHK上方漫才コンテスト」で結果を残し、その後、「M-1グランプリ」「キングオブコント」「THE W」などの賞レースで結果を残す芸人がたくさんいます。
そのため、現在も、注目度の高い若手のお笑い賞レースの一つですね。
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